看護師とはどういう仕事なのか
「看護」にかかわる資格にはどんなものがあるか、まずは簡単に説明したいと思います。
看護師の資格には
「看護師」
「准看護師」
の2種類があります。
その違いは、准看護師は「看護師の指示がないと患者に看護することはできない」と法律で決められている事です。
また、看護師は国家資格(厚生労働大臣が交付する免許)であるのに対し、准看護師は都道府県知事が交付する免許であって国家資格ではありません。
他に看護にかかわる国家資格には「保健師」や「助産師」があります。
保健師とは地域で暮らす人々の心と体を守る仕事であり、主に勤務先は保健所や市町村役場となります。
助産師は妊娠している女性の世話や相談を受ける仕事で、出産の際には助産師が中心になって出産の手助けをします。
このような看護師・保健師・助産師・准看護師の資格を持った人達のことを「看護職」と呼ぶのです。看護師と一言で言っても、このように取得している資格によって様々な種類があります。
基本的に資格を持っていれば失職する事がないので、全国の看護師数は年々増加しています。
しかしその一方で、看護師の足りている地域とそうでない地域の格差や、科目ごとの看護師人数格差が出てきています。
都道府県別に病院で働く看護職員の数を割合でみると、中国・四国・九州地方では看護職員数が足りている傾向がありますが、関東・東海地方など人口の多い地域では足りない傾向があります。とくに茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県では、人口1万人に対して看護職員数が50人未満という状態です。
そう考えると、地域によっては就職にほとんど困らない、就職難とはある意味無縁の職業とも言えます。
看護師の方へのアンケートでも「就職に困らない」という答えが上位に来ています。
現在、様々な改善策により、一時期のようなひどい看護師不足の状態は改善されつつあります。就職に関しては働きたい病院に勤められる状況というわけではありませんが、科目や地域を考慮すれば、資格さえあれば簡単に就職できる仕事なのです。