看護師の給料はどれくらいなのか
看護師は専門職であるため、通常よりも初任給などが高いと言われています。
実際はどうなのでしょうか。
まず看護師の初任給ですが、他の医療スタッフや一般事務よりもやや高く設定されています。
3年課程新卒者をモデルとした看護師予定平均初任給(平成11年度民問病院採用) は、税込みの総額が約25万円(基本給18万前後+諸経費)となっています。
これは会社勤めの方の初任給と比べると、高めだとお思いになるのではないでしょうか。
しかし看護師をするにあたっての職務や、命を預かる責任、夜勤や準夜勤など長時間に渡る深夜労働が含まれるということを考えると、この初任給は必ずしも労働に見合った収入とは言えないとも考えられます。
夜勤を行った場合、基本給の他に夜勤手当というものがつくよう法律で決められています。
看護師の夜勤手当平均は、準夜勤では平均3千円程度、深夜勤では4500円前後となっています。深夜に長時間働かなければならず、更に勤務中は常に気が抜けないという事を考えると、こちらも満足のいく額とは言えないのではないでしょうか。
看護師の収入現状についてアンケートを取ると、「現状の給料に満足はしていない」と過半数の看護師の方が答えるように、行っている業務に比べて給料が安いというのが現状のようです。
このように看護職の待遇はまだまだ改善すべき点がたくさんあるのが現実です。
看護師の給与は、勤続年数や年齢、階級や勤務先などによっても大きく変わります。
年齢に関しては、最近では一度社会人になった後にの資格を取得して看護師になるという方も増えてきているので一概に年齢と給料が比例するとは言えませんが、基本的に年齢を重ねればその分経験も重ねる事になります。
年齢というより、経験によって給料が上がると言った方が正解かもしれません。
勤務先も大きな要点の一つになります。
こちらも一概には言えませんが、大手病院と診療所ではやはり給料に差が出ますし、大手病院の中でも科目によって給料が変わるという事もあるようです。
看護師とひとまとめに言ってはいますが、その働く環境や仕事の内容は多岐に渡り、詳しく分けていけば、数え切れないほどのパターンがあります。給与の額も、そのパターンに応じて大きく変わってくるのです。
例えば看護職といっても准看護師になると、所定給与額はかなり低くなってしまいます。准看護師は「看護師の指示が無いと処置ができない」と定められており、簡単に言えば看護師の助手的な存在となります。そのため業務は自ずと限られてしまい、それによって給与にも差が出てしまうのです。
勤務先の幅も広がりますし、給料もしっかりともらえるので、看護師としてしっかりと給料を手にしたいと考えるのなら最初から看護師の資格を取得する方が良いでしょう。